エリザベス ゴールデン・エイジ
『エリザベス ゴールデン・エイジ』(イギリス・フランス/監督:シェーカル・カプール)を観た。
前作『エリザベス』が10年前になるとは、時間が経つのが速くて驚くが、続編も面白い。
今回はエリザベス一世が、スコットランド女王メアリーを処刑し、スペイン無敵艦隊を破り、ゴールデン・エイジに入るところまでを描いている。カソリックとプロテスタントの争いがなければエリザベス一世は即位しなかっただろうが、メアリーのことも、スペインとの戦争も、ずーっとこの対立が尾を引いている。その中で、ゴールデンエイジを築くまでになるのだから(家臣もよかったんだろうが)、よっぽど聡明な人だったんだろうなと思わずにいられない。
スペイン無敵艦隊を迎え撃つ場面が見どころ。女王も鎧を身につけ、イングランド軍の前で演説するのだが、このとき馬が止まらないのはどうして? 全軍の兵士に女王の話が聞こえるように、馬が動いていたの? 風に馬が興奮していた? 戦いに臨んで凛としている女王の姿に圧倒される。
実際のエリザベス一世が40~50代の頃。画面の中のケイト・ブランシェットはやや若い感じだが、威厳もありながら美しく、女王の孤独が伝わってくる。フランシス・ウォルシンガム卿(ジェフリー・ラッシュ)、寵臣はウォルター・ローリー卿(クライヴ・オーウェン)。お気に入りの侍女ベス(アビー・コーニッシュ)。
前作にもまして、衣裳と美術が目を楽しませてくれた。衣擦れの音もいいのよね。
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