旅行・地域

メルシャン軽井沢美術館

 大賀ホールで楽しいコンサートを聴いたあと、軽井沢に1泊。翌日は美術館巡り。「セゾン現代美術館」でマン・レイを観たあと、しなの鉄道の御代田へ出て、「メルシャン美術館」へ。

 開催中の美術展は『モリスの夢見た日々』。ウィリアム・モリスが手掛けたステンドグラス、テキスタイル、壁紙、家具の展示。室内装飾といえばいいのかな。モリスは、生活に根ざした装飾品が工業生産されるようになった初期の頃の人で、近代デザインの父と呼ばれている。ほぼ同時代のせいか(国は違うけど)、先日観たガレを思い出した。
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 ステンドグラスはバックライトフィルム(って仕組みはよくわからないのだけれど)で再現されたものだそうだ。天井の高い美術館で、テキスタイルや壁紙を気持ちよく観られる。ここはもともとウイスキーの蒸留所で、美術館もウイスキーの樽貯蔵庫を改修して造られたのだとか。

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敷地内にある、ウイスキーの蒸留所を見学した(無料)。貯蔵庫の壁に絡まる蔦が、夏は生い茂り日光を遮り、冬は葉が落ち、温度管理になるという。いまは、若葉が出てきたところ。
世界一小さい蒸留所ながら、国際コンペで賞をとっているのだそうだ。
試飲したモルトウイスキー「軽井沢17年」、クリアーでまろやかで、美味しゅうございました。

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裏庭の展望台から、浅間山がくっきり。素晴らしい眺めだ。
中庭はちょうど桜が満開で、こぶし、小手毬などの花々も一斉に咲いていた。白樺やから松の緑もまぶしく、しばらくベンチに腰掛けてゆったりとした時間を過ごした。

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新宿御苑(4月)

 アレコレ考えが纏まらないときには、森林浴に限る。というわけで、新宿御苑を散歩。

 新宿御苑は、庭園型の公園。白金の自然教育園や井の頭公園の林のほうが、”森林”浴にふさわしいが新宿に出たついでだし、明るい気分になりたいし。イギリス風景式庭園で遠くを見渡すと、いつも晴れやかな気分になるのだ。気持ちが大きくなると言うか。

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苑内は、まだ桜の季節。しだれの八重や山桜が盛りを迎えていた。

 
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 千駄ヶ谷門近くのツツジ山。ツツジと桜の両方が楽しめた。
桜が咲くと、次々と花の季節になっていくね。
ハナミズキも今が見頃。楓や銀杏の初々しい新緑もまぶしかった。

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種谷睦子 マリンバコンサート

 軽井沢大賀ホールで、マリンバのコンサートを聴いた(5月1日)。ソリストは種谷陸子、ピアノのスヴェトラ・プロティッチとも息があっていた。

 曲目は

モーツァルト/「フィガロの結婚」序曲
モーツァルト/ソナタ変ロ長調K.378
サラサーテ/ツィゴイネルワイゼン

一柳 慧/バラード -チェロマリンバのための-
ポッバー/ハンガリア狂詩曲
日本の歌 小西欽 編曲
  山田耕筰/この道
  大中 恩/犬のおまわりさん
  津軽じょんから節
コルサコフ/熊蜂の飛行
モンティ/チャルダシュ
ハチャトリアン/剣の舞

そしてアンコールは、ショパン/ノクターン 遺作
            ハイフェッツ/ホラ・スタッカート

 マリンバがメインのコンサートは、はじめてだった。『ツィゴイネルワイゼン』はヴァイオリンだと、鳴くというのか、”粘る”感じになるのが、マリンバだと”響く”『ツィゴイネルワイゼン』で面白かった。
 面白いといえば、木製の共鳴管を持つチェロマリンバだ。共鳴管が金属ではなかった昔は、こんな音色だったのだろうか。楽しい『犬のおまわりさん』のあとは、太鼓も叩きながらの、『津軽じょんがら節』と、選曲の幅が広い。日本の歌が終わると、『熊蜂の飛行』『チャルダッシュ』『剣の舞』と続いて、迫力満点。
 種谷睦子、カッコいいんだ。幾つなんだろう、疲れないのか?

 大賀ホールもはじめて。五角形の、800席程度のホールで、オーケストラを聴くにはちょっと狭い気もしたし、どうせなら東京で滅多にないプログラムを聴きたかった。マリンバは正解、とっても楽しかった。
 ホールもよかった。内部だけでなく、ロビーから矢ヶ崎公園の池が見渡せる、いい立地で、雰囲気があるホールだ。

 大賀ホールの他にも、「軽井沢八月祭 ゴールデンウィーク 特別企画」と銘打って、各ホテルや教会などで若手演奏者のライヴを行っていった。八月下旬に行われる「八月祭」も楽しそうだ。クラシック音楽を観光資源にしようと、町をあげて頑張っている様子。今のクラシックブームが追い風になりますように。もう少し街全体の夜が長いと、ホールのコンサート後に食事やお酒をとりながら余韻を楽しめるかも。それは追い追いでしょうけれど。

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お花見

 今年のお花見は、「桃川鶴女の会」に行く前に、友達と待ち合わせて上野公園へ行った。公園口の改札から警備の駅員さんたちが出ていて、びっくり。もちろん公園内もお巡りさんが巡回している。
 公園の中心部から下町資料館のほうへ伸びる桜並木を、途中大仏のレリーフを見たりして、寄り道しながら通り抜けた。夕方だったので桜の下には宴会の人も多かった。テレビで観る「上野の花見」はこういうところなのかと、百聞は一見にしかず。広場みたいなところだと思っていたけど、道だったんですね。上野公園には何度となく来ているのに、花見ははじめてだった。見事な桜並木の、賑やかなお花見。

 次の日は、外出のついでに、近所の桜並木に寄った。070329_1624002_1
 ここは住宅街の生活道路だが、散歩に寄って、写真を撮る人も多い。私もケータイでパチリ。
 


 

今日、友達から送られてきた井の頭公園の写真。
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今、花散らしの雨なんて風情があるものではなく、台風みたいな雨風になっている。まだまだと気を持たせ、急に咲いたかと思うと、この雨。今年の東京の桜は、短かそうだ。


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今宵、フィッジェラルド劇場で

 『今宵、フィッジェラルド劇場で』を観た。 


 ハードボイルドを思わせる出だしだが、実はハートウォームな物語。
 アメリカ、ミネソタ州にあるフィッツジェラルド劇場で、「プレイリー・ホーム・コンパニオン」というラジオショウの公開生放送が行われている。大手企業がラジオ局を買収したため、30年以上も続いた番組は今夜が最終回。古いフィッツジェラルド劇場は取り壊されて、駐車場になる予定だ。最後のショウの舞台裏は、いつもと違うミステリアスなことも起こるし、放送やスポンサーへの皮肉も盛り込まれているが、物語はわりと淡々に進んでいく。
 この物語を面白いと思うかどうかは好みによるかも。私は前半少々乗り損なったが、終盤の展開に共感。ラジオの、劇場公開生放送という、古めかしい設定が効いている。

 見どころは、芸達者な役者たち。地方の劇場に出る、くたびれた歌手たちのはずだが、二流と思ったらとんでもない。カントリー・デュオのメインボーカル、ヨランダ・ジョンソンを演じるメリル・ストリープの歌が滅法上手くて驚いたが、彼女は声楽を学んだことがあるそうで、納得。昨年観た『プラダを着た悪魔』とは、まったく違う役柄だ。ヨランダの姉でデュオの片割れ、ロンダのリリー・トムソンもいい。
 メリル・ストリープよりびっくしたのが、ショウの司会者のギャリソン・キーラー(本人役)。司会もすれば歌も歌う。その話から歌に、歌から話に流れるように続く饒舌な語り口は絶品だ。彼は、実在のフィッツジェラルド劇場で行われている「プレイリー・ホーム・コンパニオン」というショウの構成作家兼司会者で、アルトマン監督に映画の構想を持っていき、原案・脚本を手がけたという。

 ショウが終われば職を失うキャストとスタッフだが、くよくよしても始まらない。うまく行かない人生でも、諦めることと希望を持つことの両方をほどよく知っている、大人のための物語だ。
 「老人の死は悲劇じゃない」という台詞が印象に残った。ロバート・アルトマン監督の遺作だそうだ。

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東京牛乳

 9月に東京ブランドの牛乳が発売されたと新聞で読んだので、飲んでみたいと思っていた。
今日、ナチュラルローソンで発見!
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 その名も、多摩酪農家発「東京牛乳」。毎日、多摩地域の酪農家から集乳した牛乳だけてつくっているそうな。美味しかったです。地元民としては、ちょっと嬉しい。
 東京も案外農産地なんだよね。

 東京牛乳のサイトに行ったら、生産者や生産日がわかるようになっていた。そういえば、昔は生産(製造)日表示だったのに、今は賞味期限だものね。サイトには「東京牛乳物語」という東京の牛乳の歴史も載っていて、牛乳好きとしては所縁の地を散歩したくなった。牧場見学にもいきたいな!


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いせや

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 先日井の頭公園に行く道で、立ち止まってケータイを構えている人を何人も見かけた。何の写真を撮っているのだろうと振り返ってみると、吉祥寺名物の老舗の焼鳥屋「いせや」を撮っていたのだった。昭和初期の建物の老朽化が進み、近くビルに建て替えるといくつかの新聞(多摩版)でも報じられ、ちょっとした話題になっている。建て替えを惜しむ人たちなのか、長蛇の列ができていた。

 そこで、私も一枚パチリ。私は、昔、クラス会で2階に上がったことがあるが、店で食べたのはそれきりで、たまにテイクアウトした程度。女同士でゆっくりできる店じゃないし、またそれができたら「いせや」らしくない。でも、この店の「昭和」の雰囲気は好きだったし、なにより吉祥寺のランドマーク的な存在だったので、この外観がなくなるのはちょっと淋しい。新しいビルも今の雰囲気を残したいらしいが、果たしてどんな店になるのかな? 

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