旅行・地域

東村山 菖蒲まつり

 6月14日、「東村山 菖蒲まつり」に行った。ゴールデンウィークに正福寺&北山公園を散歩したときに、広々とした立派な菖蒲園を見て、「ぜひお花の季節になったら!」と思っていたのだ。菖蒲といえば明治神宮と思っていたけど、郊外でもこんないいところがあるなんて! なにしろ、背景にビルがないところが素敵!

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 商工会、市、農協、西武鉄道が実行委員会の、地元をあげてのイベントらしく、可愛いキャラクターもいる。菖蒲の”しょうちゃん”。
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 東村山駅の改札を出ると、ポスターがずらり。そこに置かれていたパンフレットをもらって階段を降りると、シャトルタクシーや、レンタサイクルもあって、なかなか頑張ってますね!

 駅の近くの、お米屋さんがやっているというお弁当さんで、おにぎりを買う。おにぎり屋さん、繁盛しているようで、せっせと型を押してもショーケースは品薄。まさに自家製。
 途中の道ばたにあった自販機でお茶を買っていると、上品なおばあさんに「暑いですね」と声をかけられた。地元の人で、「ちょうど今週が見頃ですよ」と教えてくれる。
 道沿いの農家は門の横に直販のお店を出している。「筍 一本500円」とか、「青梅一袋500円」とか。
 
 北山公園は大賑わい。入口のテントで、 (実行委員の?)「女性部会」の赤い半被を着たおばさんやおばあさんが、元気かつ丁寧に説明しながら、ポストカードを売っていた。売上の一部が菖蒲園の整備に使われるそうで、入園料代わりにフォルダー付きにポストカードを買う。しょうちゃんのキャラクター付きのフォルダー(60枚仕様)に、ポストカードが10枚入って、300円。良心的なのは好感が持てるが、それでいったいいくらの利益になるんだろうか?と心配になる。

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 本当に、今が見頃。姿からか、白と紫という色合いからなのか、清楚で、でも凛と気品のある花々。江戸時代の人たちが愛したのも頷ける。花の名前がわからないのが、ちょっと残念。こんなに広い菖蒲園だと、(花に使っていいものなのかよくわからないけど)壮観ですらある。
 菖蒲田の隣の休耕地は何を植えるんだろうと思ったら、有機栽培の水田だそうで、一口5000円で参加者(収穫米あり)を募っていた。なるほどねえ。

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 すぐ横を流れる北川で、子どもたちが遊んでいる。ザリガニ獲ってるのかな?
 園内の林の近くを歩いていたら、小学生中学年ぐらい女の子が「いるよ、いるよ、どうする!」と興味津々な様子で騒いでいたので、「なにがいるの?」と聞いたら、藪の中に蛇がいると教えてくれた。屈んで覗いたら、たしかに蛇がにょろっと動いた。

 公園を一周して満喫。入口付近の出店で、地酒「東村山」を買う。「今が飲み頃、冷えてるのあるよ」と薦めてくれたが、「持って帰りたいから冷えてない300ml、ありますかぁ」。ついでに「蔵はどこにあるの?」
 JAの花屋ではめずらしい紅花もあったが、やっぱりここで買うなら”菖蒲”でしょう。「菖蒲くださーい」というと、隣の菖蒲田から切り取ってオマケしてくれた。ありがとね! 包みは新聞紙だし、いいなあ!!
 地元の人と二言、三言言葉が交わせる、適度なのんびり感が好き。良い意味で「一昔前」を思わせる手作り感がありながら、パンフレットやレンタサイクル、タクシーなどの配慮は欠かさないところが◎。

 帰りに、正福寺の千本小地蔵を扱っている和菓子屋、清水屋に寄って、地元狭山茶を使ったわらび餅を買った。「どちらからいらしたんですか?」「この前来たとき寄ったら、美味しかったから!」。このお店も、おっとりしている。

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蕾だった菖蒲、翌朝綺麗に開いた。さすが、お花も新鮮。

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ナンシー関 大ハンコ展

 渋谷に出たので、PARCO FACTORYで開催されている『ナンシー関 大ハンコ展』(6月15日まで)を見ようとしたら、予想以上の長蛇の列で諦めた。一つ一つの作品が小さいので流れが悪いんだろうけれど、階段まで使って列がずーっと。大多数が若者。

 いや~、驚いた。亡くなってから6年経つので、二十歳ぐらいの人はあんまり覚えてないんじゃないかと思っていたのだが、この人気。彼女に代わる人がいなくて、むしろ存在感を増したと言われているようだが、なぜいま若者にナンシー関? 

 しかし、この企画に渋谷パルコという会場がとっても似合っている。というか、私の中では、「ほかにどこかありますか?」という感じ。PARCOもナンシー関も、ともに80年代カルチャーだから。来週、いけるかな~。

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浄水場見学

 社会科見学、大好き。地元自治体の浄水場が、6月上旬に一般見学できると聞いて、行ってきた。

 まずは、概要のレクチャーを受けて、それから施設見学。250メートルの地下水が70%、残りの30%が東京都の浄水場からくる川の水。水源は市内27箇所、うちのすぐそばにもあって、「あそにあるのか!」とビックリ。
 
 浄水場の敷地内にある取水井戸を見たり、配水池の芝生(屋根)を歩いたり、非常時の対応や安全対策の説明も受けたり、100%地下水と川の水を飲み比べたり。
 この地下水、枯れたことがないのだという。自然の恵に感謝し、安全でおいしい水が豊かな地域に住んでいる幸せを思う。

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英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展

 真夏のように暑かった日。午前中に都心で用事を済ませ、どこか美術展でも観て帰ろうかと、思い頭に浮かんだのが、上野の、芸大のバウハウス+都美術館のパリの100年展コースと、森ビルのターナー賞。いつもの私なら上野コースを選ぶのだが現代美術の展覧会をすぐに思い出すことはめずらしいので、それじゃあ行ってみようと、ターナー賞の歩み展を観た。

 現代美術ってよくわからない。先に発想ありき? 奇抜な発想が、現代美術なのかなあ? 軽井沢の『セゾン美術館』に行ったときも、マン・レイの作品は面白いと思ったものの…。
 といいつつ、なんとなく気になるのだ。

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 イギリスで1984年に始まったターナー賞。展覧会のタイトルが、現代史ではなく「現在史」になっているのは、現代美術の先端を行っているということか。現代美術の時間的な定義って曖昧だものね。
授賞式がテレビ中継される、国民的行事なんだそうだ。後半から映像作品が出てくるのは時代性? それとも…。
 トニー・クラッグのウエディングが楽しく、グレイソン・ペリーの一連の壺の作品が興味深かった。

 展覧会を観た後、森タワーの展望台に寄る。展望台、リニューアル中だそうだ。
 入るとすぐに、東京タワーの赤と増上寺の緑が目に飛び込んで来る。スタッフのお姉さんが「カメラか携帯電話をお持ちでしたら、東京タワーをバックに写真をお撮りしまーす」とサービスしていた。どんなに超高層ビルが建とうとも、やっぱり東京の絶景スポットは東京タワーなんだよね。

 国会議事堂と皇居の森も美しい。皇居、赤坂御所、上野恩賜恩賜公園、浜離宮、自然教育園、有栖川公園、明治神宮から代々木公園、新宿御苑と、まとまった緑が見えるところのほとんどが、皇室に所縁のある場所。乱立する超高層ビルを、それらの公園でどうにか食い止めているように見える。

 超高層ビルが、なぜこんなに東京に必要なのか、わからない。人口が減るって騒いでいるときに、建設業者や不動産会社は、未来のことなんて総合的に考えてないでしょ。
 四川の大地震があったばかりなので災害についても考えてしまう。たとえビルが地震で残ったとしても電気や水道がストップしたら、超高層ビルに住む人はどうやって援助を求めるのだろう。たまにレストランで食事をしたり、ホテルに泊まるのは楽しいけれど、建ちすぎちゃって、そういう魅力も半減だ。
 同じようなビルが建ち、同じようなテナントが入り、超高層ビルの使い捨て、ひいては東京の使い捨てになりませんように…。
 
 

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吉祥寺美術館 浜口陽三記念室


 2002年にオープンした吉祥寺美術館。吉祥寺に美術館ができると聞いたときには正直言ってピンと来なかったが、5年目ぐらいから行くようになった。
 企画展を観たあと、必ず立ち寄るのが「浜口陽三記念室」と「萩原英雄記念室」。二人とも武蔵野に縁がある版画家で、市に作品が寄贈されたのだとか。テーマを掲げて、ときどき作品を入れ替えている。実は、企画展は好みではないものもあるのだが、そんなときでも、この二人の「記念室」を観ると満足する。

 ここで改めて観るようになって、浜口陽三の作品が好きになった。纏まったコレクションが観られるのがいい。

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「蝶」

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「赤い皿」

 小さな美術館でも、常設展の魅力ってあるんだな、と思う。

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五味太郎作品展 絵本の時間 

 武蔵野市立吉祥寺美術館で、『五味太郎作品展 絵本の時間』を観た(6月11日まで)。

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 五味太郎の絵本は、絵も、色遣いも、言葉のリズムも好きだが、テーマへの視点が大好き。たとえば、桃太郎と鬼がいくつもの”合戦”の後仲良くなる 『ももたろう』とか、動物とうんちの絵を描いた 『みんな うんち』とか(いずれも前期に展示)。 『みんな うんち』は、人間の排泄も描いているから、読むと人間が動物の一種であること、排泄は大切なことを楽しく学習することになる。なんてたって絵本を読む年頃の男子は、うんちにとっても興味を持つし、目のに付けどころがさすが、元男子、なのだ。ちなみに1945年生まれと言うから、御年63歳。

 展示している原画は作品の一部だが、絵本が置いてあるので、お話しが読める。絵本以外にもデザインを手掛けた商品の展示や、創作過程を映したビデオも楽しめた。
 後期展示にもいかなくちゃ! 
 

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正福寺と八国山

 ゴールデンウィークのある日、所沢にお出掛け。西武新宿線で、「東村山」を通る。帰りに”ぶらり途中下車の旅”。お目当ては、東京都唯一の建造物の国宝、正福寺の地蔵堂だ。

 駅前を再開発しているからなのだろうけれど、都内唯一の国宝建造物がある所にしては、宣伝も、目立つ案内図もなく、駅にフツーの地図が地味にあるだけ。途中不安になって、お総菜屋さんの店員さんに尋ねたら「知りません」。きっと地元の人じゃないのね。そのうち割烹着を着ているお婆さんとすれ違ったので尋ねたら、快く教えてくれた。この方は地元の人なのね。

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かなり近くなってから、みつけた案内図。

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金剛山 正福寺。鎌倉の建長寺派に属する臨済宗のお寺だそうだ。門の向かいに消防団分団の施設があって、さすが! 火事に一番気ををつけないとね、と納得する。

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地蔵堂は、円覚寺舎利殿とともに代表的な禅宗様建築。室町時代の1407年に建立されたそうな。

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この日は見られなかったが、お堂の中には沢山の小さなお地蔵さまが奉られているんだって。江戸時代、願い事がある人が奉られているお地蔵さまを借りていき、願い事が叶って、借りたお地蔵さまを返しに来るときに、新しいお地蔵さまを一体一緒に持ってきて奉納したのだそうだ。それが増えていって、千体地蔵と呼ばれるようになったなんて、善男善女の素朴で健やかな信仰なんだろう。

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境内にあった井戸。そういえば、道沿いの民家でも井戸のポンプを見かけた。

正福寺から、北山公園に出ようと思って、迷って少し遠回りをしてしまう。先ほど出会った案内図に西武遊園地の観覧車が描かれていたが、ほんとよく見える。減農薬農法の看板を掲げている畑で仕事をしていたおじさんに「すみません。北山公園ってどこですか?」と尋ねると、「すぐだよ。八国山の麓だから」と教えてくれた。ありがとう!

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正福寺の近くの案内図を観て気がついたのだが、八国山は『となりのトトロ』に出てくる七国山のモデル! 「ああそうか、この辺りがトトロの舞台なんだ!」と嬉しくなる。宮崎アニメの中で一番好きなので。そういえば、『トトロ』20周年なんだよね。線路沿いに戻ると小学校があって、これはきっとサツキちゃんが通った学校のモデル。その裏を出れば、北山公園。北山公園は、菖蒲の名所らしいが、まだ時期が早かった。

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北山公園から観た八国山の緑。ほんのちょっとの寄りのつもりが、国宝はもちろん、思いがけない自然にも出会えて大感激の東村山散歩。東京にも、まだまだいいところがたくさんあるね。

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メルシャン軽井沢美術館

 大賀ホールで楽しいコンサートを聴いたあと、軽井沢に1泊。翌日は美術館巡り。「セゾン現代美術館」でマン・レイを観たあと、しなの鉄道の御代田へ出て、「メルシャン美術館」へ。

 開催中の美術展は『モリスの夢見た日々』。ウィリアム・モリスが手掛けたステンドグラス、テキスタイル、壁紙、家具の展示。室内装飾といえばいいのかな。モリスは、生活に根ざした装飾品が工業生産されるようになった初期の頃の人で、近代デザインの父と呼ばれている。ほぼ同時代のせいか(国は違うけど)、先日観たガレを思い出した。
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 ステンドグラスはバックライトフィルム(って仕組みはよくわからないのだけれど)で再現されたものだそうだ。天井の高い美術館で、テキスタイルや壁紙を気持ちよく観られる。ここはもともとウイスキーの蒸留所で、美術館もウイスキーの樽貯蔵庫を改修して造られたのだとか。

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敷地内にある、ウイスキーの蒸留所を見学した(無料)。貯蔵庫の壁に絡まる蔦が、夏は生い茂り日光を遮り、冬は葉が落ち、温度管理になるという。いまは、若葉が出てきたところ。
世界一小さい蒸留所ながら、国際コンペで賞をとっているのだそうだ。
試飲したモルトウイスキー「軽井沢17年」、クリアーでまろやかで、美味しゅうございました。

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裏庭の展望台から、浅間山がくっきり。素晴らしい眺めだ。
中庭はちょうど桜が満開で、こぶし、小手毬などの花々も一斉に咲いていた。白樺やから松の緑もまぶしく、しばらくベンチに腰掛けてゆったりとした時間を過ごした。



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新宿御苑(4月)

 アレコレ考えが纏まらないときには、森林浴に限る。というわけで、新宿御苑を散歩。

 新宿御苑は、庭園型の公園。白金の自然教育園や井の頭公園の林のほうが、”森林”浴にふさわしいが新宿に出たついでだし、明るい気分になりたいし。イギリス風景式庭園で遠くを見渡すと、いつも晴れやかな気分になるのだ。気持ちが大きくなると言うか。

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苑内は、まだ桜の季節。しだれの八重や山桜が盛りを迎えていた。

 
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 千駄ヶ谷門近くのツツジ山。ツツジと桜の両方が楽しめた。
桜が咲くと、次々と花の季節になっていくね。
ハナミズキも今が見頃。楓や銀杏の初々しい新緑もまぶしかった。

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種谷睦子 マリンバコンサート

 軽井沢大賀ホールで、マリンバのコンサートを聴いた(5月1日)。ソリストは種谷陸子、ピアノのスヴェトラ・プロティッチとも息があっていた。

 曲目は

モーツァルト/「フィガロの結婚」序曲
モーツァルト/ソナタ変ロ長調K.378
サラサーテ/ツィゴイネルワイゼン

一柳 慧/バラード -チェロマリンバのための-
ポッバー/ハンガリア狂詩曲
日本の歌 小西欽 編曲
  山田耕筰/この道
  大中 恩/犬のおまわりさん
  津軽じょんから節
コルサコフ/熊蜂の飛行
モンティ/チャルダシュ
ハチャトリアン/剣の舞

そしてアンコールは、ショパン/ノクターン 遺作
            ハイフェッツ/ホラ・スタッカート

 マリンバがメインのコンサートは、はじめてだった。『ツィゴイネルワイゼン』はヴァイオリンだと、鳴くというのか、”粘る”感じになるのが、マリンバだと”響く”『ツィゴイネルワイゼン』で面白かった。
 面白いといえば、木製の共鳴管を持つチェロマリンバだ。共鳴管が金属ではなかった昔は、こんな音色だったのだろうか。楽しい『犬のおまわりさん』のあとは、太鼓も叩きながらの、『津軽じょんがら節』と、選曲の幅が広い。日本の歌が終わると、『熊蜂の飛行』『チャルダッシュ』『剣の舞』と続いて、迫力満点。
 種谷睦子、カッコいいんだ。幾つなんだろう、疲れないのか?

 大賀ホールもはじめて。五角形の、800席程度のホールで、オーケストラを聴くにはちょっと狭い気もしたし、どうせなら東京で滅多にないプログラムを聴きたかった。マリンバは正解、とっても楽しかった。
 ホールもよかった。内部だけでなく、ロビーから矢ヶ崎公園の池が見渡せる、いい立地で、雰囲気があるホールだ。

 大賀ホールの他にも、「軽井沢八月祭 ゴールデンウィーク 特別企画」と銘打って、各ホテルや教会などで若手演奏者のライヴを行っていった。八月下旬に行われる「八月祭」も楽しそうだ。クラシック音楽を観光資源にしようと、町をあげて頑張っている様子。今のクラシックブームが追い風になりますように。もう少し街全体の夜が長いと、ホールのコンサート後に食事やお酒をとりながら余韻を楽しめるかも。それは追い追いでしょうけれど。

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お花見

 今年のお花見は、「桃川鶴女の会」に行く前に、友達と待ち合わせて上野公園へ行った。公園口の改札から警備の駅員さんたちが出ていて、びっくり。もちろん公園内もお巡りさんが巡回している。
 公園の中心部から下町資料館のほうへ伸びる桜並木を、途中大仏のレリーフを見たりして、寄り道しながら通り抜けた。夕方だったので桜の下には宴会の人も多かった。テレビで観る「上野の花見」はこういうところなのかと、百聞は一見にしかず。広場みたいなところだと思っていたけど、道だったんですね。上野公園には何度となく来ているのに、花見ははじめてだった。見事な桜並木の、賑やかなお花見。

 次の日は、外出のついでに、近所の桜並木に寄った。070329_1624002_1
 ここは住宅街の生活道路だが、散歩に寄って、写真を撮る人も多い。私もケータイでパチリ。
 


 

今日、友達から送られてきた井の頭公園の写真。
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今、花散らしの雨なんて風情があるものではなく、台風みたいな雨風になっている。まだまだと気を持たせ、急に咲いたかと思うと、この雨。今年の東京の桜は、短かそうだ。


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今宵、フィッジェラルド劇場で

 『今宵、フィッジェラルド劇場で』を観た。 


 ハードボイルドを思わせる出だしだが、実はハートウォームな物語。
 アメリカ、ミネソタ州にあるフィッツジェラルド劇場で、「プレイリー・ホーム・コンパニオン」というラジオショウの公開生放送が行われている。大手企業がラジオ局を買収したため、30年以上も続いた番組は今夜が最終回。古いフィッツジェラルド劇場は取り壊されて、駐車場になる予定だ。最後のショウの舞台裏は、いつもと違うミステリアスなことも起こるし、放送やスポンサーへの皮肉も盛り込まれているが、物語はわりと淡々に進んでいく。
 この物語を面白いと思うかどうかは好みによるかも。私は前半少々乗り損なったが、終盤の展開に共感。ラジオの、劇場公開生放送という、古めかしい設定が効いている。

 見どころは、芸達者な役者たち。地方の劇場に出る、くたびれた歌手たちのはずだが、二流と思ったらとんでもない。カントリー・デュオのメインボーカル、ヨランダ・ジョンソンを演じるメリル・ストリープの歌が滅法上手くて驚いたが、彼女は声楽を学んだことがあるそうで、納得。昨年観た『プラダを着た悪魔』とは、まったく違う役柄だ。ヨランダの姉でデュオの片割れ、ロンダのリリー・トムソンもいい。
 メリル・ストリープよりびっくしたのが、ショウの司会者のギャリソン・キーラー(本人役)。司会もすれば歌も歌う。その話から歌に、歌から話に流れるように続く饒舌な語り口は絶品だ。彼は、実在のフィッツジェラルド劇場で行われている「プレイリー・ホーム・コンパニオン」というショウの構成作家兼司会者で、アルトマン監督に映画の構想を持っていき、原案・脚本を手がけたという。

 ショウが終われば職を失うキャストとスタッフだが、くよくよしても始まらない。うまく行かない人生でも、諦めることと希望を持つことの両方をほどよく知っている、大人のための物語だ。
 「老人の死は悲劇じゃない」という台詞が印象に残った。ロバート・アルトマン監督の遺作だそうだ。

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東京牛乳

 9月に東京ブランドの牛乳が発売されたと新聞で読んだので、飲んでみたいと思っていた。
今日、ナチュラルローソンで発見!
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 その名も、多摩酪農家発「東京牛乳」。毎日、多摩地域の酪農家から集乳した牛乳だけてつくっているそうな。美味しかったです。地元民としては、ちょっと嬉しい。
 東京も案外農産地なんだよね。

 東京牛乳のサイトに行ったら、生産者や生産日がわかるようになっていた。そういえば、昔は生産(製造)日表示だったのに、今は賞味期限だものね。サイトには「東京牛乳物語」という東京の牛乳の歴史も載っていて、牛乳好きとしては所縁の地を散歩したくなった。牧場見学にもいきたいな!


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いせや

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 先日井の頭公園に行く道で、立ち止まってケータイを構えている人を何人も見かけた。何の写真を撮っているのだろうと振り返ってみると、吉祥寺名物の老舗の焼鳥屋「いせや」を撮っていたのだった。昭和初期の建物の老朽化が進み、近くビルに建て替えるといくつかの新聞(多摩版)でも報じられ、ちょっとした話題になっている。建て替えを惜しむ人たちなのか、長蛇の列ができていた。

 そこで、私も一枚パチリ。私は、昔、クラス会で2階に上がったことがあるが、店で食べたのはそれきりで、たまにテイクアウトした程度。女同士でゆっくりできる店じゃないし、またそれができたら「いせや」らしくない。でも、この店の「昭和」の雰囲気は好きだったし、なにより吉祥寺のランドマーク的な存在だったので、この外観がなくなるのはちょっと淋しい。新しいビルも今の雰囲気を残したいらしいが、果たしてどんな店になるのかな? 

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