本屋図鑑(夏葉社)
地域の施設で、高齢者向けの文章教室の講師をしています。
ミニディサービスと呼ばれる講座の一つです。
課題を宿題にして、次回作品(エッセイ)を提出してもらいます。それを添削したものを、その次の回に返却。ご本人が読み上げながら、講評や感想を話し合います。隔週の講座なので課題を出してから講評まで約1か月かかります。
その講座で、必ず一編(一冊)、エッセイを紹介しています。プロのさまざまな文章に触れる機会を多くして参考にしてもらうため、という理由の他に、受講者さんたちが自分からはあまり手に取らないだろう作品を選んで、おもしろがってもらう意図があります。そして、作品を書いて来なかった人にも発言のチャンスがあり、積極的に講座に参加できるように。
さて、本日(2013年9月3日)に紹介した本は、『本屋図鑑』(本屋図鑑編集部 夏葉社)と夏葉社代表 島田純一郎著「本屋のこれから 本屋と旅する男 『本屋図鑑』裏話-8-[最終回]」(PRESIDENT Online スペシャル )でした。
文章教室の受講者さんたちは、本が好きです。『本屋図鑑』には、地元の本屋ブックスルーエと、受講者のA氏が大好きな丸善も紹介されていました。こんなに本が好きな、本屋が好きな青年がいることに感心し、話が弾みました。