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お気に召すまま

 子供のためのシェイクスピアカンパニー「お気に召すまま」を、あうるすぽっとで観た。子供のためのシェイクスピアカンパニーは、私にとって毎年恒例の夏の風物詩になっている。が、なぜかその時期、いつも忙しいんだよ。今年も忙しいと言いつつ、でも、これを観ないと夏休みがこないのだ。

 貴族社会で、互いに一目惚れしたロザリンド(大内めぐみ)とオーランドー(若松力)。それぞれ理不尽な理由で追放の身になり、アーデンの森に逃げ込む。森の中で再び出会った男装のロザリンドとオーランドー。そしてアーデンの森には、二人よりも以前に追放された元公爵にしてオーランドーの父(福井貴一)とその供の者が住んでいた。
 「お気に召すまま」は何度も観ているが、恋愛ドラマだと思っていた。だが今回は、若い役者に主役の恋人達を任せ(初々しくて可愛いカップル!)、公爵の従者の貴族であるジェーシェイクを伊沢磨紀が演じたことで、哲学的な部分も丁寧に描かれていて、ああこういう芝居だったのかと認識を新たにした。大人のためのシェイクスピアだねえ。福井貴一も渋く、公爵の威厳があってかっこいい。

 脚本、演出も兼ねる山崎清介、戸谷昌弘などの常連もしっかりと持ち味を活かした演技。その中で、カンパニー初参加の加藤記生に注目した。三役を個性的に演じている。パンフレットを見ると、渡辺えり主宰の劇団宇宙堂にいた人だという。ああ、そう言われればなんとなくキャラクターが渡辺えりに似ている、と合点がいった。

 通路を挟んだ前の席に座っていた小学生の兄妹が、休憩時間に、役者の動きを真似たりストレッチをしたり。パンフレットに戸谷サン監修の写真付きストレッチ講座が載っていたのだ。こうした子供のわくわくした反応が伝わってくるのも、この芝居の楽しいところだ。
 

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