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歌川国芳 奇と笑いの木版画

 桜が咲き始めた頃、府中市美術館に「歌川国芳 奇と笑いの木版画」展を観に行った。

 2008年に三鷹市美術ギャラリーで開催された「幕末浮世絵展 中右コレクション」で、国芳の作品が多数紹介されていて面白かったので、今回の企画展に足を運んでみた。府中市美術館に行くのは、これが初めて。いつも、遠い(交通が不便)と思っていたので……。

 Neko_2
 いや~、府中市美術館、期待を裏切らないどころか素晴らしくて大満足。興奮して、しばらく周りの人に喋りまくっていた。「讃岐院眷属をして為朝をすくふ図」を表にドドーンと持ってきたA4版3枚綴りの、パンフレットかと思うようなチラシにまず脱帽。チラシの色も紙質もいいね。その中で、国芳の猫の絵に「とてもがんばっています。」というコピーをつけていたが、本当に頑張っていると思う。そして、こういうユーモアも好き。子ども用のパンフレットには、クイズも用意されていた。
 展示会場に入ると、そこは錦絵を売る店先のセットになっていて、出口の前にある物販コーナーも土産物屋風と、設営も芸が細かく、江戸の雰囲気を醸し出していた。
 国芳の作品は、ただでさえユーモアに溢れて面白いのだが、ここまでやってくれるとは!

  
 すみからすみまでずずずいーと国芳、前期・後期あわせて約230展だそうだ。ある個人(匿名)の所蔵のもので、いままで外部に出たことがないコレクションだという。保存状態がよくて、色が綺麗なことも、魅力的だった。どこで、どうやって、こういうコレクターを探してくるんだか……。

 Scan0030 「相馬の古内裏」 

Scan0031 「流行り猫の曲手まり」

 国芳はヨーロッパやアメリカでも人気なのだそうだ。この展覧会と同じ時期に、ニューヨークで「KUNIYOSHI」展が開かれるという。この奇想天外な面白さ、うまさは、世界中で受けるでしょうね。
 
Scan0032_2
 図録も気合いが入っているが、この展覧会、「本展覧会の他会場への巡回はありません」とのこと。 府中市美術館は、都立府中の森公園の中にあって、環境もいい。私が行ったときはまだ三分咲きだったが、美術館の前は桜並木で、満開のときは本当に綺麗だろう。展示室も広くて、混みすぎず、観やすかった。
 「遠い…」とグズグズして、この前の「ターナー展」を逸してしまったのが悔やまれる(いや、実際は距離的にはそんなに遠くないけど、交通の便があんまりよくないのだ)。

 「歌川国芳 奇と笑いの木版画」は、5月9日まで(4月20日から後期)。

 

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