2014年11月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

Twitter

無料ブログはココログ

« 『TALK LIKE SINGING』 | トップページ | ハーフパイプ »

『2011年  新聞・テレビ消滅』

 佐々木俊尚『2011年  新聞・テレビ消滅』(文春新書)を読んだ。

 佐々木氏は、元毎日新聞の記者で、インターネット分野を中心に活躍するフリージャーナリスト。センセーショナルなタイトルだが、新聞、テレビの衰退でマスメディアがなくなるだろうと予想している。ITが優位に立ち、ミドルメディアの時代が来るそうだ。 新聞はその衰退が言われて久しいが、最近はテレビの内容も広告主もずいぶんと変わった。それから、いうまでもなくインターネットはとっても便利。素人目にもよくわかる。購買と広告がふるわないメディアは衰退する。その通りだろう。題名にひっぱられると驚くが、マスコミとしての新聞、テレビはなくなっても、新聞、テレビという形態はなくならない。

 面白かったのは、中堅の新聞記者が育っていない、という話。失われた10年の就職氷河期に新人を採用しなかったツケが、いま来ている。そうか、だから報道の質も落ちるのか。

 でも私の周りには、相変わらず「テレビはNHKが好き」「新聞は4紙購読」というもいる。その人たちがネットを利用していないかといえば、そうでもない。ヘビーユーザーではないけど、ネットを拒否している人たちではない。それに、私が経験した市区レベルの市民活動では、インターネットなんてほとんど役に立ちはしないし(役立つのだが、使わない)、評価されない。メール連絡さえレスが遅いのなんて日常茶飯事だし。その格差につくづく驚くのだが、マスメディアとしての新聞、テレビが無くなったからと言って、インターネットに興味がない人がインターネットをすぐ使いはじめるとは思えない。
 新聞、テレビのユーザーは、それがマスメディアだろうとミドルメディアになろうと、たいして気にしないのではないだろうか。

« 『TALK LIKE SINGING』 | トップページ | ハーフパイプ »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/79105/47607109

この記事へのトラックバック一覧です: 『2011年  新聞・テレビ消滅』:

« 『TALK LIKE SINGING』 | トップページ | ハーフパイプ »