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のだめカンタービレ 最終楽章 前編

 映画「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」を観た。

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 前売りチケットを買って、待っていたのだよ。その割には、お正月過ぎて空いてから観てるんだけど。

 原作は、二ノ宮知子のコミック。コミックをほとんど読まない私が全巻買い揃え、実写版テレビに夢中になった(アニメはパスだった。顔が微妙に違うような気がしたし、声も好きじゃなかったので…)。映画は実写版テレビの続きから、お話が始まる。俳優もテレビと同じキャストだ。
 
 東京の音楽大学で出会った指揮者を目指す千秋真一(玉木宏)と、破天荒なピアノを弾く野田恵(上野樹里)の恋愛と、音楽家としての成長を描いている(一足先にコミックは物語が完結している)。ヨーロッパ編になると、学生ののだめより、若手指揮者として一歩を踏み出す千秋のほうに、ストーリーの比重が移る。
 この映画でも、一番の見所は、伝統はあるが今は潰れそうなマルレ・オーケストラの常任指揮者として、オーケストラを立て直す千秋の奮闘ぶりだ。指揮する玉木は、スマートと言うか、エレガントと言おうか、男性でも”美しい”という言葉がピッタリ。ちなみに、マルレ・オケのコンサートマスター役、マンフレッド・ヴォーダルツがいい味を出している。
 のだめの上野樹里は相変わらず可愛いしギャグも満載だが、後編の大活躍を期待したい。

 人形の吹き替えや、フランスでフランス人が日本語をしゃべるのも、違和感がないどころか、コミカルに活きていて面白い。
 
 千秋指揮のベートーベンの交響曲第7番で幕が開き、そこがウィーンの楽友協会。なんて贅沢な。楽友協会が映画のロケで使われるのははじめてなのだそうだ。オープニングに「ベト7」、エンディングの「ラプソディー・イン・ブルー」はテレビと同じ。そのほか、ラヴェルの「ボレロ」、デュカス「魔法使いの弟子」、モーツアルト「ピアノソナタ第11番<トルコ行進曲>付き、ショパン「子犬のワルツ」、そして武士=黒木クン(福士誠治)のテーマのようなモーツアルト「オーボエ協奏曲」、etc. 中でも一番印象に残ったのは、新生マルレ・オケのお披露目のシーンで使われたので、チャイコフスキー「序曲 1812年」。感動的で、見終わったあとも、祝典のメロディと大砲が頭の中で鳴り響いていた。

 映画が前編、後編に分かれたことは、二人の成長をじっくり描き(そこにはクラシック界の舞台裏も垣間見える)、音楽を聴かせることも考えれば仕方がないと思う。かといって、映画でなければこれだけのヨーロッパロケはできなかっただろう。
「最終楽章 後編」は4月に封切り。「前編」のエンディングの後に、「後編」の予告編が流れて、気を持たせるのだ。はやく観たいな。 


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