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堀内誠一 旅と絵本とデザインと

 世田谷美術館で行われている「堀内誠一 旅と絵本とデザインと」に行った(9月6日まで)。

 私の、最初の愛読書は『たろうのおでかけ』。それから『ぐるんぱのようちえん』。小学生のときに夢中になって読んだ『人形の家』(ルーマ・ゴッテン作)の挿絵、谷川俊太郎訳の『マザーグース』『わらべうた』。意識していたわけではないが、幼い頃からずーっと、堀内誠一のイラストがいつも側にあった。そして、堀内がアートディレクターをしていた『an・an』も、よく読みました。

 その、堀内誠一の展覧会だというから「行かねば!」と思っていたのに、気がつくともう9月。 最後に慌てて滑り込んだ。 
 今回の展示会で、お父さんもデザイナー(当時は図案家といったらしい)と知った。戦後の混乱期に家族を養うために、14歳で伊勢丹に勤め始めたというから大変な苦労をしたと思うが、天職だったのだろう。お嬢さんは、私とほぼ同世代で、親しみを感じる。

 『ぐるんぱのようちえん』の原画を見られて、うれしい! 数え切れないぐらい読んでいる。文は西内みなみで、堀内ではないが、 コトがうまくいかないときに「しょんぼり」という私の口癖は、たぶんぐるんぱから影響を受けたものだ。『たろうのおでかけ』がなかったのは残念だった……。
 私にとって堀内は絵本画家なのだけれど、今回の展示で改めて認識し、面白かったのは、デザインとか、旅のエッセイのレイアウトデザインをふまえた原画。それを観て、昔、手で線を引いてレイアウトしていた頃を思い出した。

 今回の期間中、文学館のトイレの表示が、男子トイレがポパイ、女子トイレがオリーブに変わっている。堀内がマガジンハウスの社屋用にデザインしたものだそうだ。粋な計らい、世田谷文学館もやるね!

 ウチに帰って、本棚から『たろう』と『ぐるんぱ』を久しぶりに取り出してみた。昔々の、簡単な装丁の絵本。大好きだったから、ぼろぼろなんだけれど、捨てる気にはなれない大事な宝物。懐かしいだけじゃなくて、今につながっている。私が、いまの私に育った”理由”のような気がするのだ。
  
Taro


Gurunpa


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