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国宝 阿修羅展

( 「Story of … カルティエ クリエイション~めぐり逢う美の記憶 」「平成館のバリアフリー」から続く)

 そして奈良・興福寺の、阿修羅展。他にもいろいろ展示してあるが、阿修羅と八部衆像が面白かった。

 昨年の薬師寺展と同じように、正面から眺めた後、阿修羅像の周りを一周して拝観できるのがミソ。こんなチャンスは一生に一度、たとえ奈良に行っても、後ろのお姿は拝めない。
 阿修羅って軍の神様で気性が激しいはずなのに、この静かな表情。横のお顔も決して厳しい表情ではない。きっとモデルになった美少年がいたに違いない。それにしても華奢だ。
 阿修羅像は興福寺に限らず、三面六臂のものがあるそうだが、だれが三面六臂を考えたのか。バランス的には異常に長く、肉付きがまったく感じられない腕。横からみると、正面の顔の耳が違和感があるのだが、それでも省略しないところもすごい。耳(聴くこと)は大事なのね。

 絶大な人気を集める阿修羅像で、この像だけが語られることが多いが、もともと八部衆像の中の一つ。今回他の八部衆も観られたのがよかった。といっても、二体は4月19日までの展示だったので、5体だったけれど。
 鳥の顔をした迦楼羅(かるら)。八部衆は異形で表されると説明されていたが、迦楼羅の他はみな人の顔を持っている。迦楼羅は、日本の天狗の祖先らしい。なるほど、「烏天狗」っていうし、天狗は鳥の系譜なのか。
 沙羯羅(さから)は一見童顔でかわいいのだけれど、頭に蛇を乗せている。だれか若者が「ピーターパンみたい!」と言っていたが、その発想はどこから? 頭の蛇がピーターパンの帽子に見えたの?
 
 6月2日で80万人、6月5日で88万人の入場者数と、記録を作っているようだ。私の周りも行った人が多い。
天平の昔からいままで残っていらっしゃることが奇跡みたいなものだ。平成の世にこんなに受け入れられるなんて、昔の人は思いも寄らなかっただろうね。

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