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座・高円寺と「化粧 二幕」

 高円寺は、昔住んでいた町の中央線の最寄り駅だったので、馴染みがある。その高円寺に、座・高円寺という劇場がオープンした。座・高円寺、うまいネーミングだなあ。

 こけら落としの演目は、渡辺美佐子のひとり芝居「化粧 二幕」(作 井上ひさし・演出 木村光一)。80年代の話題作で、いまも渡辺の代表作として上演され続けている。私は、80年代に芝居三昧だったのに、それからもずっと演劇ファンなのに、なんで一度も観なかったんだろう。井上作品も、地人会も観ていたのに。
 というわけで、いそいそと「化粧 二幕」に行った。このこけら落としの期間中に、上演600回を迎えるそうだ。

 取り壊しが決まっている芝居小屋で、大衆演劇の女座長(渡辺)が、公演の支度をはじめる。座員に今日の出し物の段取りを教えながら化粧をするのだが、この大衆演劇ならではの白塗りの化粧が、タイトルの由来で、もう一人の主役だ。化粧の扱いが絶品。
 ずっと気になりながら観なかったのは、たぶん、若い頃の私が無意識のうちに大衆演劇の泥臭さを敬遠したのだと思う。いまも、涙の二幕より、一幕で終わったほうがストーリーとしては好みだが、化粧を施した渡辺美佐子の熱演は素晴らしく、観て良かった。
 ただ、真新しい劇場にうらぶれた楽屋のセットはなんだか違和感があって、91年の紀伊國屋ホールあたりで観ていれば、自分の「化粧」鑑賞適齢期と作品全体の味がマッチしたんじゃないかと思う。いや、今回も見逃していたら、もっともったいなかったけど。

 
 「化粧 二幕」は、地下2階にある座・高円寺2という300席もない小劇場での公演だった。観やすいが、座席の列の間隔が狭く、足が窮屈。列の奥に人が入ろうとする度、私は立った。とくにお年寄りは足元が危ない。数を確保したかったんだろうけど、若者の体格は大きくなってるし、これからお年寄りは増えるのに、基本的なところで不親切だ。ロビーは広くて快適なんだけれどね。
 観客用のトイレは地下1階、すべての館内施設共通のもので、女子トイレはブースがけっこう多い。館内に小劇場が二つあるが、小劇場だし演目の休憩時間が重ならなければ、かなりゆとりがあるトイレだと思う。
 が、多機能トイレはちょっと小さいかな。オストメイト対応流しや多目的シートもついているが、狭いので車いすから多目的シートへの移乗がしにくいかもと、ちょっと心配だ。
 


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