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淫乱斎英泉

 幕末の浮世絵師、渓斎英泉(春画の雅号が淫乱斎英泉)の人生に蘭学者高野長英の逃亡を絡めた物語。
英泉は春画の雅号が淫乱斎栄泉、下級武士の出身だが、若くして親を亡くし、波乱に満ちた生涯だったそうだ。
 己の人生を”演出”して生きる英泉に山路和弘、改革の理想と逃亡に疲れてしまう長英に浅野和之。二人の男を支える、英泉の歳の離れた妹お峯に田中美里。長英の逃亡を手助けする越後屋の主に木下政治、英泉が営む女郎屋の女郎お半に高橋由美子と、芸達者な俳優ばかり。

 矢代静一の本がいいのだが、それを演じる役者たちの素晴らしいこと! 鈴木裕美も演出しがいがあったでしょう。 浅野、高橋のうまさはいうまでもなく、一途な娘から徐々に色っぽくなっていく田中もいい。田中は、高橋のような「けなげ」も「コミカル」もできる女優になるのではないか? そして、なんといっても英泉の山路。前から「いい役者さんだなあ」と思ってはいたが、男の色気がなんとも素敵。遊び人の英泉がときどき見せる、まじめな、悲しげな顔もいい。
 
 英泉の絵を見せる舞台美術やパンフレットの趣向も粋なモノ。いやあ、芝居はこうでなくっちゃ。

 劇場は、豊島区のあうるすぽっと。この劇場、けっこうおもしろい芝居をやっているみたい。

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