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ア・ラ・カルト 役者と音楽家のいるレストラン(2008年)

 昨年、感想を書き残した芝居から。

 11月某日。「ア・ラ・カルト」を観る。
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 20周年ということで、ステージ数が多いにも関わらずチケットを取るのに苦戦し、11月になった。ホントは12月のクリスマス時期がベストなんだけれど、贅沢は言ってられない。
 初演から観ているが、たしか3回観られなかった年がある。チケットが取れなかったり、病気だったり…。そういうことも含めて、20年の歳月を自分のこととも重ねあわせるとなおさら感慨深いのだが、高泉淳子、白井晃、陰山泰の三人の役者と音楽監督の中西俊博が、誰一人欠くことなくおなじ劇場で20周年を迎えたことが、ファンとしてとっても嬉しい。役者はもともとおなじ劇団のメンバーだったが、よく中西と出会ったものだと感心するし、それが20年続くのだから!
 それになんていったって、このエンターテインメントの質の高さ! 毎年同じように思える「ラストダンス」だが、高泉扮するおばあさんだけでなく、白井のおじいさんも年寄りの表情が深くなってきた。二人を見送る陰山のギャルソンが燻らすタバコ。わかっているのに、涙がこぼれる。でも、それは悲しい場面じゃなくて、人生賛歌だ。死を予感させる老いを見つめてなお、幸福感に溢れている…、これが「ア・ラ・カルト」の大きな魅力(高泉の魅力でもある)。
 おなじ劇場で、と書いたが、青山円形劇場という劇場も、一役買っている。こういう小粋な舞台は絶対大きな劇場ではつくれない。いつからかステージを本当に円形に使うようになって、より客席との距離が縮まった。青山という土地柄も、レストランという設定にあっている。
 
 08年の食前(オープニング)のカクテルはウイスキーフロート。白井のオーナーの台詞に「軽井沢の醸造所」が出てきて、「今年、私も行った!」と小さな符合にウキウキする。ちなみに食後のカクテル(ラスト)はアイリッシュコーヒーで、ウイスキーベースで統一されていた。こういうところまで、ちきんと作り込んでいるのがオシャレ。
 08年は羽場裕一とROLLYがゲスト。羽場はすっかり「ア・ラ・カルト」に溶け込んでいた。よくを言えば、ROLLYにもう一曲歌って欲しかったけれど、この人はまたいつか出てくる気がする。
 
 座席がAブロックだったので、ステージの真正面。11月だったけれど、20周年にいい席で観られたなんて、なにかのご褒美かも。

写真は、オープニングで使われた20周年記念の花。違う日に行った友達がもらったものを写させてもらった。

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