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「あれから」他、08年後半の芝居から

昨年、感想を書き残した芝居から、メモしておきたいものを。

 ガバメント・オブ・ドッグスは大阪出身の人たちのようで、10月三鷹市芸術文化センター 星のホールで行われた「Refresh!」が東京初上陸だそうな。初見だから、11年ぶりの活動再開と言われてもピンと来ないが、安定したコントライヴ。若い人、と言っても私より若いだけで、オッサン5人組である。メンバーに土田英生がいる。

 若い人と言えば、本谷有希子の「幸せ最高ありがとうマジで!」が強烈な印象だった。新聞販売所を営む家族のところへ、ある日見知らぬ女性、明里がやってきて主人の愛人だと名乗る。そこから明里の”復讐”がはじまるはずだったのだが…。そら恐ろしいストーリーだ。役者では、主人公明里役の永作博美もいいが、妻の広岡由里子がなんたっていい。本谷有希子の作品は、以前ダンダンブエノで見たことがあった。

 「友達」の演出、岡田利規は、はじめてだった。脚本が安部公房、役者も麿赤兒、若松武史、木野花、今井朋彦等々が揃っているので、岡田の色とは違うのかもしれないが…。
 結婚が決まったひとり暮らしの男のアパートにある晩、見知らぬ家族がやってきて住み着く。「幸せ最高ありがとうマジで!」と似たような暴力。もっとも本谷より安部の脚本のほうがずっと昔なわけだが、いつの世も社会にこういう不気味さが潜んでいるということだろう。今は目に見えてきた時期なのかも。
 
 土田、本谷、岡田とも、もうすでに評価されている人たち。これからも観てみたい。

 そしてなんといっても同世代の人たち。クリスマスに、三谷幸喜の「グッドナイト スリープタイト」を観た。一組の夫婦の約30年の歴史。戸田恵子と中井貴一だから安心して楽しめた。
 2008年、最後の観劇はKERA・MAPの「あれから」。高校のときの親友、ニチカ(余貴美子)とミラ(高橋ひとみ)が30年の時を経て、偶然出会う。それぞれに家庭の事情が複雑だったり、いろいろあるが、KERAにしてはハッピーエンドで、ほんわかした気分。余、高橋ひとみはもちろん、ニチカの夫役の渡辺いっけい、ミラの夫役の高橋克実もいい。高橋克実はちょっとだらしがない中年のカメラマンで、カッコいいのだ。それと、ナイロン100℃の植木夏十が、屈折した、でもホントは素直な女の子を好演。15周年記念の「シャープさん フラットさん」でも、家庭環境が複雑な女の子だったっけ。

 「あれから」を観て、自分の「あれから」もふり返える。「ア・ラ・カルト」のときもそうだったが、ふり返る過去があるということは、歳を取ってきたっていうことなんだろう。年があけて、シアタートップスの最終公演に、東京サンシャインボーイズが集まるという話を聞いた。トップスも、東京サンシャインボーイズも想い出がたくさんあるのだ。チケット争奪戦だろうなぁ。

 ここに感想を書いた他にも、昨年はたくさん芝居をみた。今年もたくさんの芝居に出会えますように。

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