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2007年9月

日展100年

 国立新美術館で行われている『日展100年』(9月3日まで)。文展(1907年=明治40年~1918年=大正7年)、帝展(1919年=大正8年~1934年=昭和9年)、新文展(1936年=昭和11年~1944年=昭和19年)を経て、日展(1946年=昭和21年~)。 ”我が国最大の公募展”と言われても、日展はいままであんまり興味がなかったのだが、会場には名だたる作家の名だたる作品がずらっと並んでいて、さすがに「100年」の歴史は重みを感じる。 


 それでも、最初は「フムフム」ぐらいの気分で観ていたのだが、和田三造『南風』を観たとたん、嬉しくなった。これ、竹橋の近代美術館で観た。それもはじめて観たのは中学2年の夏休み…。当時のことを思い出すと懐かしい。そうか、文展第一回のグランプリなのか。
 海原を行く漁船だろうか。南風を受け、船の中央に立つ厚い胸板の男が魅力的だが、よく観るとその後ろの白シャツの男の顔もキリッとしていてなかなか男前。この絵全体から伝わって来る、明るさ、力強さが好きだ。

 鏑木清方『三遊亭円朝像』は重要文化財。高座にあがっているときなんだろうか。湯飲みに見えるのは手ぬぐい?中村研一の『弟妹つどう』(1930年)はかなりの大作。研一のアトリエに弟妹が集まり、レコードを聴きながら、ダンスに興じている。弟の中村琢二の作品『赤いブラウス』(1955年)も今回展示されていた。 

 さて、粋な作品を二つほど。

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山崎覚太郎『漆器 空 小屏風』(1950年)
いまじゃ邪魔者扱いされている電信柱も、”絵になる”。


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なんてユーモラスなんでしょう!池田遙邨『稻掛け』(1981年)

日本画、洋画、書、彫刻、工芸と幅広く、東京(国立新美術館)の展示は約170点(その後、 宮城、 広島、 富山に巡回)。『南風』に再会し、『漆器 空 小屏風』と『稻掛け』に出逢えて、とても幸せ。


とろころで、粋な作品の後で恐縮だけれど、トイレの話を。
以前、国立新美術館のコーンの中のトイレの話を書いた。洗面台の下にゴミ箱が置いてあった多機能トイレを、今回覗いてみたら、今度はこうなっていました。

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 洗面台の下にあったゴミ箱をだれがずらしたのか知りませんが、たしかに洗面台の下はあいたけれど、この位置も車いすが洗面台に動くときの邪魔になるかも。便器とベビーシートの位置が違ったら(便器の向き?)、でっかいゴミ箱も邪魔にならずに置けたのにね。たぶん、設計段階でゴミ箱の置き場所を考えなかったんでしょう。せめてスリムなゴミ箱にするとか…。

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