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盲導犬

 埼玉県で盲導犬が刺された事件がニュースになりました。(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140828/k10014148751000.html)

犯人の捜索が続いていますが、この事件に伴い、盲導犬は危険なときでも鳴き声を我慢させる訓練をしているとか、重労働なので寿命が短い等、マスメディアやネットで動物虐待にもとられる誤った話が流れているそうです。
 実際には鳴き声を我慢させる訓練はしていない、寿命は普通の犬と比べても短くないとのこと。

この事件と盲導犬への誤った認識について、関係団体がコメントを出しています。

東日本盲導犬協会 朝日新聞投稿記事「盲導犬が傷つけられた」事件について
http://www.guide-dog.jp/2014/09/朝日新聞投稿記事「盲導犬が傷つけられた」事件/

日本盲導犬使用者の会 盲導犬を傷つける卑劣な行為を受けての緊急声明
http://guidedog-jp.net

食の楽しみ

 8月4日TBSの「夢の扉+」で、イーエヌ大塚製薬株式会社の「あい~と」を紹介していました。この会社では摂食回復支援食と呼んでいますが、見た目は通常のメニューそのままに、流動食(ミキサー食)に頼っている人の多くが食べられる柔らかさ、そして美味しく、栄養も考えられた冷凍食品です。この食事、5月16日のNHK「バリバラ」でも紹介されていました。http://www.ieat.jp

 栄養価だけでなく、美味しく、食べやすい介護食を、という動きは最近広がっているようです。フレンチを流動食にアレンジする多田鐸介さんの取り組みも日本テレビ「未来シアター」他、メディアで紹介されています。こちらは多田さんのノウハウを施設に伝授し、給食で活用しているようです。 
 http://www.ntv.co.jp/mirai-theater/20140801.html
 従来の介護食(ミキサー食)は、メニューを混ぜてしまうからダークな色になり、食欲がわかないと言いますから、こういう動きは朗報ですね。

 食の楽しみは、食べる楽しみだけでなく、自分で献立を考える楽しみ、自分でつくる楽しみもあります。食べたいものをリクエストしたり、好き嫌いを言えたり、介護食に頼っている人でも、家族やヘルパーさんと相談しながら献立を考えることは可能ですね。

 

バリアフリーキッチン 動線と暑さ対策を考えた間取り

キッチンにも、バリアフリーやユニバーサルデザインの考え方が導入されるようになってきました。システムキッチンの高さを考えたり、安全に配慮したり。では、空間の取り方はどうでしょうか。

   最近は、カウンター形式になっているシステムキッチンで、調理スペースとダイニングが区切られているLDK が多くなりました。独立型のキッチンもありますが、人気がないのは高度成長期の団地から広がったカウンター無しの(L)DK。流しから振り向けばテーブルがあるというもので、たしかに調理中や後片付けの雑然としたところが見えるので見栄えは悪い。ですが、バリアフリーの観点からはかなり良いんじゃないかと思っています。

 振り向けば手が届く位置にダイニングテーブルが置けますので、配膳が楽です。調理台が狭い場合はテーブルを使えるし、椅子に座って野菜の皮をむくなどの下ごしらえもできます。立ち仕事が辛い人には、キッチンでも椅子を使うことを勧めますが、この方法ならわざわざ椅子を用意する必要もありません。
 とくに中高年になってキッチンをリフォームする場合、いままでが開放型のLDKなら、カウンターキッチン、独立キッチンはお勧めしません。作業動線が長く感じるはずです。

 それから室温管理! 対面カウンター式や独立型のキッチンンだと、リビングやダイニングに付けられたエアコンの風が届かないことがあるのです。そして調理の熱も籠もりやすい。料理をしているうちに熱中症になったとか、夏は暑くてキッチンに立ちたくないという話も聞きます。開放型のキッチンなら遮るものがありません。少々調理中の臭いがリビングに流れるか気になりますが、 いまの換気扇は性能がいいので許容範囲なのではと思います。

 ちなみに調理中の臭いの問題は、コンロの上だけじゃなくて、電子レンジのところにも換気扇があるといいのですが。ダクトが伸縮する換気扇ができないものでしょうか。

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